【偏食っ子が自分で食べたくなる】食パンレシピ3選
管理栄養士*YUKARI
2024/08/12
特定の食材を「好んで食べる」または「苦手とする」偏食は幼児期の成長過程でよく見られますが、味覚の発達による好き嫌い以外にも体質や感覚などさまざまな原因があります。栄養バランスの心配から食べてほしい気持ちが大きくなりがちですが、無理に勧めると逆効果になることも。まずは、食事を楽しく食べる雰囲気作りが大切です。
今回は偏食っ子が自分で食べたくなるような食パンを使ったおすすめレシピ3選をご紹介します。
ハムチーズのロールサンド
ハムのピンク色とくるくるとした渦巻き模様が可愛いサンドイッチ。偏食は視覚からの影響も大きいので、可愛らしい見た目で食べる意欲が引き出されます!公園などお外へ出かけてピクニック気分で楽しむこともおすすめです。お外で食べる楽しさがおいしさを感じることに繋がり食欲が増すこともありますよ。
材料(子ども1人分)※幼児食後期3~5歳頃
・サンドイッチ用食パン 1枚
・ハム 1枚(10g)
・スライスチーズ 1枚(16g)
作り方
① サンドイッチ用食パンの上にハム・スライスチーズの順にのせる。
② 手前からくるくると巻く。
③ ラップでぴっちりと包み、10分程おいてなじませる。
④ 食べやすい大きさにカットして完成!
きなこシュガートースト
きなこの風味と甘さがクセになるきなこシュガートースト。バターを使用することで香り良く仕上がります。 カリカリとした食感が苦手な子は食パンを温める程度に加熱してふんわりと食べやすく調理しましょう。 サイコロ状にカットすると1口サイズでパクパクと食べやすくなりますよ。
材料(子ども1人分)
・食パン(6枚切り) 1/2枚
・バター 2g
Aきなこ 小さじ1
A砂糖 小さじ1/2
作り方 (調理時間10分)
① 食パンはスティック状になるように縦横半分にカットし、4つに切り分ける。
② Aを混ぜ合わせておく。
③ フライパンにバターを溶かし、弱火~中火で①の両面を焼く。
③ ②を入れ、ムラなく混ざったら完成。
※ふんわり仕上げる場合は弱火で加熱してください。
ほんのり甘い!フレンチトースト
甘さが控えめなので軽食やおやつだけでなく、食事と一緒に楽しむこともできます。 とろとろとした食感が苦手な子はジャムなどをかけずにこのまま食べてもおいしい1品。電子レンジを使用することにより卵液に浸けておく時間を省けるので、朝ごはんにもおすすめの時短レシピです!
材料(子ども1人分)
・食パン(6枚切り) 1/2枚
A卵 1/2個
A牛乳 1/4カップ
・バター 2g
・ジャム 適量
作り方 (調理時間15分)
① 食パンを3等分にカットする。
② 小さい器にAを入れ混ぜ、卵液を作る。
③ 卵液を深さのある小さな耐熱皿に移し、①を浸しラップをして500W20秒温める。
④ 熱したフライパンにバターを溶かし、③を入れフタをし弱火で両面3~4分焼く。
⑤ 焼き色がついたら器に移し、お好みでジャムをかけて完成。
※電子レンジで加熱しすぎると卵が固まることがありますのでご注意ください。
まとめ
今回は食パンを使用した偏食っ子におすすめのレシピ3選をご紹介しました。手でつかんで食べることは五感を刺激して食事の興味へつながることもありますが、感触が苦手な場合は無理せずに見守りながら楽しく食べられる環境を作ってみましょう。
この時期は成長とともに食べられるものが増えていく場合も多いので、ぜひお子さんと一緒にゆったりとした食事の時間を楽しんでくださいね。
管理栄養士*YUKARI
経歴:管理栄養士
1児の母。現在、離乳食・幼児食管理栄養士として「食事を楽しい時間に」をモットーに子どもの成長をパパママと一緒に見守るサポートを目指いしています。