どうして子どもが眠らない?睡眠お悩みの原因&対策を紹介!
ふぉぴす編集部
2024/08/05
育児をする多くの人にとって、寝かしつけや睡眠リズムを整えたい等、睡眠の問題に直面することがあると思います。 今回はどうして子どもが眠れないのか、眠るための対策などをいくつかご紹介します!
睡眠と発達の関係性
子供にとって睡眠は成長に大きく関わる要素で、認知や記憶の処理といった脳の発育、神経系が発達するため大切です。また、睡眠によって日中のパフォーマンスが高まることで、身体の発達促進にも繋がっていきます。
どうして子どもは眠ってくれない?その理由は?
・睡眠環境眠る1~2時間前に、スマホなど光の覚醒の刺激は避けることが望ましいです。 本の読み聞かせやリラックスしやすい音楽などで電子機器の代替になる場合があります。 他にも寝る時間を一定にしたり、寝る前の手順(入眠儀式)を決めて実行する、という方法があります。 手順を決めることで、「その行動をする」→「寝付く」という関連性ができ、寝つきが改善するケースがあります。
・体調や精神的な要因8ヶ月頃から分離不安を感じ、2~3歳になると幼稚園や保育園に入るなどの環境の変化で子供は不安を感じます。 大人に比べ言語が未発達で不安を表現や発散ができず、小さなことで体調に影響を及ぼすケースもあります。 眠る前に軽くおしゃべりして不安を発散させる、などのちょっとしたコミュニケーションで良い寝つきに繋がることも。
発達特性の関わる要因
他にもASDやADHDといった発達特性で、睡眠に影響する要因も存在します。
・ASDと睡眠の関係ASDの特性で感覚過敏、あるいは感覚鈍麻によって、特定の感覚に対して偏りが生じているときに、睡眠時間や起床に関わってくる場合があります。
・ADHDと睡眠の関係ADHDの特性により、入眠の困難や睡眠中の覚醒、起床の困難、日中の過度な眠気が生じる場合があります。感覚の振れ幅が大きいことや、体内時計をコントロールするホルモンの偏りで睡眠リズムが整いにくいとも言われています。
◆発達っ子におすすめの快眠グッズは?
・重い布団の方が寝やすい?加重毛布など重い布団で「圧迫刺激」とよばれる体にかかる圧を感じられます。 触覚が過敏、あるいは鈍麻といった関係でこの刺激が好きだったり、副交感神経が高まってリラックスする場合があります。 手頃な価格帯の加重毛布もあるので、身体の動きや寝返りが難しい等の制限がない場合は試してみても良いかもしれません。
まとめ
子どもの睡眠は成長に大切な要素ですが、さまざまな要因でうまくいかない場合もあります。 成長や発達のペースはそれぞれなので、うまく行かないときも自分を責めたり思い詰めることはありません。 時にコミュニティや相談先を上手に活用して気持ちを発散しながら、子どもの成長を見守っていきましょう。
ふぉぴす編集部
経歴:ふぉぴすを運営してる会社で働いている人。好物は甘いもの