【発達のアレコレ】療育の専門家って?どんな人達がどんな支援をしてくれるの? コラム詳細|ふぉぴす

【発達のアレコレ】療育の専門家って?どんな人達がどんな支援をしてくれるの?

ふぉぴす編集部

2025/05/27

はじめに

療育施設といわれている児童発達支援事業所や放課後等デイサービスという場所には様々な療育支援のプロフェッショナル達が働いています!
今回はそれぞれの専門家がどんなプロフェッショナルでが、子どもとどう関わってくれるのかを具体的にご紹介させていただきます。是非、療育施設を選ぶ時の参考にしてみてくださいね♪

児童発達支援管理責任者(児発管)

児童発達支援管理責任者は、お子さま一人ひとりの得意なことや苦手なことを見ながら、「どんなサポートが合っているか」を考え、支援の計画を立てる専門家です。
親御さんとのお話をとても大切にしており、「最近こんなことで困っている」「こうなってくれたらうれしい」といった気持ちを一緒に整理しながら、お子さまの成長を支えていきます。また、施設の先生たちとも連携し、安心して通える療育の場づくりを進めていく、いわば“頼れる相談役”のような存在です。

言語聴覚士(ST)

「言葉が遅いかも」「うまく気持ちを伝えられない」「音の出し方が気になる」…そんな子の成長を、一対一で丁寧にサポートしてくれるのが言語聴覚士です。
言葉やお話に課題を抱えたお子さまにたいして、絵カードやおもちゃを使って発語を促したり、「さかな」→「たかな」など、発音のクセを直すトレーニング。「これは何色?」「どっちが大きい?」など理解力を育てる練習や人との会話のキャッチボールができるようにソーシャルスキルトレーニング(SST)などの支援をおこないます。

作業療法士(OT)

手先が不器用だったり、体の動きにぎこちなさがある子に、「どうしたらできるか」を一緒に考えてくれるのが作業療法士です。
ハサミやお箸が上手く使えない、ボタンの止め外しが難しい。姿勢が保てず集中力が保てない、疲れやすいなだおの困りごとに対して、手先の動きに必要な筋肉の訓練や、身辺自立の練習を楽しみながら練習させてくれます。

理学療法士(PT)

「立つ・歩く・体を動かす」運動を支える先生!体の使い方そのものを支えるのが理学療法士。発達の遅れや体の動きに不安のある子に、無理なく体を育てる運動遊びを通して支援してくれます。
転びやすい、ボール遊びが苦手、階段の上り下りが苦手などの困りごとに対し、足の筋肉やバランス感覚を高める運動やトンネルくぐりやジャンプなど体幹を鍛えれる遊びを通して支援してくれます。

臨床心理士・公認心理師(CP)

子どもの気持ちと行動をやさしく理解してくれる先生!「癇癪がひどい」「気持ちが不安定」「集団が苦手」など、行動の背景にある**“気持ち”**を大切にしながら支援してくれるのが心理士さんです。
感情のコントロールが苦手だったり、切り替えが難しかったりこだわりが強かったり、ママが不安定な状況になった時に支援してくます。
子どもと一緒に遊びながら、安心できる関係をつくりながら、気持ちを言葉で表現できるように「今どんな気持ち?」を出しやすくサポート。
「どうしたら落ち着けるか」を子どもと一緒に探すお手伝いをしてくれたり、保護者と面談し、育てにくさや不安の相談にものってくれます。

チーム一丸となってお子さまをサポート

児童発達支援の施設では、これらの専門職が連携しながら、お子さん一人ひとりの発達段階や特性に合わせて、無理なく・楽しく・前向きにサポートしていきます。
「ちょっと気になるけど、相談していいのかな…?」そんな気持ちでも大丈夫。まずは見学や無料相談から始めてみてくださいね。

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経歴:ふぉぴすを運営してる会社で働いている人。好物は甘いもの

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