【発達のあれこれ】療育ってなに児童発達支援事業所って何するところ?
ふぉぴす編集部
2025/04/11
療育ってなに?

「ことばが遅いかも」「お友達とうまく遊べない」など、お子さんの発達について気になることはありませんか?療育は、そんなお子さんが安心して成長できるようサポートするものです。
遊びや生活の練習を通して「できた!」を増やし、自信を育みます。お子さんの個性を大切にしながら、一歩ずつ成長を支えるのが療育の目的です。
療育施設ってどんなところ?

療育を受けられる施設にはいくつか種類があります。主には対象年齢で分かれています。
① 児童発達支援(未就学児対象)
保育園や幼稚園と併用しながら、遊びを通じて生活スキルやコミュニケーション力を育てます。
② 放課後等デイサービス(小学生以上)
学校が終わった後や休日に利用でき、宿題のサポートやお友達との関わり方を学びます。
③ その他の施設
言葉の発達を支援する施設や、親子で相談できる場所もあります。
3. 療育施設でどんなことをするの?

療育施設は、発達に遅れや特性のある子どもたちが、自分らしく成長し社会で生きる力を育むための支援を行う場所です。専門スタッフが、遊びや学びを通じてコミュニケーションや日常生活の力を身につけられるようサポートします。
遊びながら学ぶ:おもちゃや絵本を使って楽しくことばやルールを覚えます。
日常生活の練習:着替えや食事、トイレなどを無理なく身につけます。
お友達との関わり方を学ぶ:一緒に遊ぶ経験を積みながら、対人スキルを伸ばします。
感覚遊び:水遊びや粘土遊びを通じて、心と体のバランスを整えます。
どうやって利用するの?

「うちの子、療育が必要?」と悩んだら、市区町村の相談窓口や保健センターに相談してみましょう。
療育施設を利用するには「受給者証」というものが必要になります。これは自治体が発行するもので、療育サービスを受けるための大切な証明書です。申請の流れは以下のようになります。
【利用の流れ】
①自治体の窓口(福↓祉課や保健センター)や児童相談所に相談。
↓
②申請書類の準備(医師の診断書や発達検査の結果が必要になることも)
↓
③自治体の審査を経て、受給者証が発行されます。
↓
④施設選び、希望する療育施設と契約。
受給者証があれば、自治体の補助を受けながら療育を利用することができます。申請や手続きが分からない場合は、施設や自治体に相談するとスムーズです。
まずは気になる施設の見学や体験から始めてみてもいいですね。
おわりに

お子さんの成長に不安や悩みがあるのは、どの保護者の方も同じです。でも、療育施設は「特別な場所」ではなく、お子さんが少しずつできることを増やし、自信をつけるためのサポートをしてくれる場所です。
「このままでいいのかな?」と一人で悩まず、まずは相談してみることが大切。お子さんの未来を、一緒に考えてくれる専門スタッフがいます。一歩ずつ、お子さんのペースで成長を支えていきましょう!

ふぉぴす編集部
経歴:ふぉぴすを運営してる会社で働いている人。好物は甘いもの