トマトが苦手・偏食の子も食べやすい!おすすめトマトレシピ3選
管理栄養士*YUKARI
2024/09/16
緑黄色野菜であるトマトは健康野菜とも言われています。
様々な栄養素が含まれており、免疫力を上げて風邪予防につながるなど健康維持に役立ちます。
しかし、トマト特有の酸味や匂い・食感から苦手なお子さんも多いのではないでしょうか。
今回は、トマトが苦手な子や偏食の子でも食べやすいレシピ3選を紹介します。
トマトたっぷり!
ミートソースのショートパスタ
野菜と肉の旨みを効かせることにより、トマトの酸味や匂いを抑えたミートソースです。 トマトが苦手な子や偏食の子にも食べやすい味付けになっています。 ショートパスタと合わせるとソースがよく絡み、パクパクと食べられます。 様々な食材が入っていて、一皿で栄養バランス良く仕上がるのも嬉しいポイント!ぜひ試してみてくださいね。
材料(子ども1人分)
※幼児食後期3~5歳頃
・豚ひき肉 10g
・トマト 1/4個(40g)
・たまねぎ 0.5㎝の薄切り(5g)
・にんじん 0.5㎝の輪切り(5g)
A無塩トマトジュース 20ml
A水 30ml
Aケチャップ 小さじ1
Aコンソメ 小さじ1/4
A砂糖 小さじ1/4
・乾燥パスタ(フジッリ) 30g
作り方 調理時間20分
① たまねぎ・にんじんはみじん切り。トマトは1cm角切りにする。
② 小さいフライパンにひき肉と①を炒める。
③ 肉の色が変わってきたら、Aを入れてフタをして弱火で5分加熱する。
④ 耐熱おかずカップや小さめの耐熱カップに8割程度、生地を流し入れる。
⑤ 別の鍋に湯を沸かして乾燥フリッジを規定時間で茹でる。
⑥ ④を③に加え、絡めたら完成。
旨味たっぷり!
やさしいミネストローネ
ミネストローネは野菜たっぷりのスープです。
野菜をくたくたになるまで煮ることで、口の発達が未熟なお子さんでもスルッと食べやすくなります。
トマトも形がなくなるまでよく火を通すことにより、旨みが増すうえに喉越し良く仕上がります。
材料(子ども1人分)
・ウインナー 1/3本 (5g)
・キャベツ 2㎝角1枚 (3g)
・たまねぎ 0.5㎝の薄切り (5g)
・にんじん 0.5㎝の厚さの輪切り (5g)
・トマト 1/8個 (10g)
A無塩トマトジュース 30ml
A水 50ml
Aトマトケチャップ 小さじ1/4
Aコンソメ 小さじ1/4
A砂糖 小さじ1/4
作り方 調理時間25分
① ウインナー・キャベツ・にんじん・トマトを0.5cm角にカットする。
② 小さい鍋に①とAを入れ、フタをして弱火で20分煮て完成。
ひんやりトマトアイス
シャーベット状で口溶けが良く、ひんやりとした甘いトマトアイスは食欲がないときにもおすすめです。
トマトの存在感をなくして甘いデザートとして作ることで、トマトが苦手な子や偏食の子も抵抗なく食べられます。
冷たい食感が苦手な子にはヨーグルトと一緒に食べるとマイルドな味わいになります。
材料(子ども2人分)
・トマト 1個(200g)
A砂糖 小さじ2
Aレモン汁 小さじ1/2
調理時間10分 (冷やす時間を除く)
① トマトのヘタを包丁でくり抜き、反対側に十字の切れ目を入れる。
② 鍋にトマトがかぶるくらいの水を沸騰させ、①を入れる。皮がめくれてきたら水を張ったボールに移して皮を取る。
③ 横半分にカットして種を取り、1口大にカットする。
④ ③とAをミキサーに入れてペースト状にする。
⑤ 小さいステンレスバッドに流し入れ、ラップをして冷凍庫へ入れる。
⑥ ⑤が固まりかけたらフォークで混ぜてほぐす。
⑦ ⑥を2~3回行い、器に盛って完成。
※フードプロセッサーを使用する場合は⑤でステンレスバッドではなく製氷皿を使用し、完全に固まってから撹拌してください。
まとめ
今回はトマトが苦手な子や偏食の子にも食べやすいレシピ3選を紹介しました。 生のトマトは苦手でも調理することにより食べられる場合がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 食べ物の苦手や偏食の原因は味以外にも様々です。食べられない時は無理せずに次の機会を待ちつつ、楽しい食事の時間を過ごしましょう。
管理栄養士*YUKARI
経歴:管理栄養士
1児の母。現在、離乳食・幼児食管理栄養士として「食事を楽しい時間に」をモットーに子どもの成長をパパママと一緒に見守るサポートを目指いしています。