【体験談】自閉症の子どもの癇癪・パニックへの対応法|ママが試してわかった効果と失敗 コラム詳細|ふぉぴす

【体験談】自閉症の子どもの癇癪・パニックへの対応法|ママが試してわかった効果と失敗

当事者ママ*アリさん

2026/01/07

自閉症のある子どもは、行動面でのトラブルを抱えることが少なくありません。わが家の息子も幼いころは言葉の発達がゆっくりで、言葉の意味を理解することが難しく、気持ちをうまく伝えられないことから癇癪やパニックを起こすことがよくありました。今回は、そんな息子への対応で私が試した方法や、うまくいかなかった失敗談も交えてお話しします。

目次

癇癪とパニックで悩んだ幼少期

3〜5歳ごろが一番大変だった「切り替え」

息子の問題行動で特に大変だったのが、3〜5歳ごろの「切り替え」でした。
当時は遊びや活動をやめて次の行動に移ることがとても難しく、毎日のようにどうすればスムーズに切り替えられるか悩んでいました。

「帰る」という言葉が伝わらず、毎回が戦いのようだった

施設やショッピングモールに行くと、おもちゃ売り場やキッズスペースで遊び始めたら終わりが見えませんでした。 私が「帰るよ」と声をかけても、その言葉の意味は息子にはなかなか伝わらず、遊びに夢中で聞こえていないようでした。

帰る素振りを見せても気づかず、無理にベビーカーへ乗せようとすると、激しく癇癪を起こし、時には私を叩いたり引っかいたりすることもありました。親子でけがをしてしまうこともあり、外出のたびに心が折れそうでした。

そんな姿を見た周囲の人からは、まるで“子どもを無理やり連れ去っている”ように見えていたと思います。お互いが気持ちよく過ごすことができず、息子も私も、毎日が本当に辛い時期でした。

私が試した3つの対処法とその結果

癇癪の時に私が試していたことを具体的にやってみた結果も踏まえて紹介していきます。ただ、あくまでわが子に行っていた対処法なので他のお子様に合うかは分からないので参考程度に見ていただければと思います。

① スマホのアラームを鳴らす
→ 音だけでは伝わらなかった

夢中になっている遊びを止めようと、まず行った事は、スマホにあるタイマーを鳴らしてみることでした。始まりと同時に画面で確認させ終わりの音が鳴ると同様に本人に確認させましたが、時計の意味を理解できず、音には反応しますが、遊びを終わらせることはできませんでした。

② バツ印を見せる
→ 「怒られている」と誤解され逆効果に

この頃の息子は、目に入った興味のある物に一直線でした。そのことから、視覚からの情報が、一番に脳に入っているのではと考え、バツの書いた紙を準備し終わりの合図として見せる事にしました。
しかし、バツがネガティブな意味だと理解していたので、怒られているように感じてしまい逆効果になってしまいました。ただ、視覚からの情報を多く処理していることがこの時わかってきました。

③ タイマー+声かけのダブル作戦で変化が見えた

タイマーは、時間の経過にそってカラーバーの色が減っていくので残り時間を直接的に目で確認とれる時計です。タイマーの存在を知った時には、すでに年長さんになっていました。この頃には、言葉の理解が少しできるようになっていたので、言葉がけとタイマーを活用することにしました。

トキ・サポ 時っ感タイマー

息子に合っていた“切り替え方”

「3段階の声かけ」で気持ちを整える

息子の場合、最低でも3回に分けました。
1時間で切り上げるのなら、
始まり0分
中間30分
終わり5分前
と言うように細かく分けて声がけと時間の確認をさせました。夢中になっていればもっと細かく分けて声がけをします。

自分でタイマーを操作し、納得して行動できるように

すると…タイムタイマーで自ら終わりを確認し心の準備をするようになりました。タイムタイマーは、本人自ら設定するので嫌でも自身で設定するので、以前よりも納得して切り替えができるようになりました。

まとめ|苦手があっても、理解し合える環境が大切

現在、小学生になる息子ですが、今でも切り替えは苦手です。自閉症の特徴の一つでもありますので、なかなか完璧にとはいかないのだと思います。しかし、自分の特性を理解し周りも理解してあげれる環境があれば、苦手も克服につながるのだと思います。どうぞ、今後の参考にしていただければと思います。

※この記事は体験談として掲載させていただいております。気になる症状がある方は医療機関への受診をお願いいたします。
※写真はイメージです。

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当事者ママ*アリさん

経歴:8歳6歳4歳を育てる3児の母です。 みんな違ってみんな良いをモットーに育児に奮闘中です

せのびーる

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