発達障がい児育児に役立ったもの~サービス編~
当事者ママ*はるゆうママ
2025/03/16

発達障がいの子供を育てることは、とても大変ですよね。今回は6歳と4歳の発達障がい兄弟を育てている私が利用して良かったサービス2選をお伝えしようと思います。
お家で療育支援がうけられる訪問看護

皆様、訪問看護って医療が必要な方のみが利用できるサービスだと思われている方も多いのではないでしょうか?
最近はInstagramの発展で、訪問看護が療育にも進出しているということを耳にする方もおられるかもしれませんが、現在我が家の兄弟も訪問看護を利用しています。
特に私のように発達障がい兄弟や、まだ下に赤ちゃんや小さいお子様を育てていると療育に連れて行くのも大変ではないでしょうか?

訪問看護は、療育グッズを持参して自宅へ訪問してくれます。そして、自宅内で40分ほど療育をしてくれます。事業所によってはプログラムの一環で近くの公園で一緒に遊んだりもします。
スタッフも看護師であったり、作業療法士や言語療法士を採用している事業所も最近は多いです。
そして自宅での見通しの持たせ方なども教えてくれたりしますし、家族支援という形で、別枠で親御さんの話を聞いてくれる事業所もあります。

療育って、お子様だけのプログラムの事業所も多いので、私は訪問看護の方に話を聞いてもらったりする時間を頂けて救われている部分もあります。
訪問看護は、医療なので主治医の“指示書”という書類が必要にはなりますので診断名がないと受けられません。なので俗にいうグレーの方は受けれないかもしれませんが、既に診断を受けている方は利用することができます。そしてこちらは“受給者証”を利用せず“子供医療”を利用するので、リーズナブルに利用できるのもメリットでした。
国からの補助、特別児童扶養手当

みなさま、特別児童扶養手当というものはご存じでしょうか?
療育手帳を持っている方は案内用紙を渡されるのでご存じの方も多いかもしれませんが、受給者証を持っているだけの方は知らない方もおられると思います。
実は私も知らなかった一人です。3年程知らずに過ごしていました。
特別児童扶養手当というのは市町村によって書式があるので、その書式を主治医に記載してもらい、市町村に提出することで2カ月ほどの審査期間を経て結果が自宅へ届きます。
こちらはランクに分かれており、1級が55,350円/月、2級が36,860円/月支給されます。
1級は、主に身体障がいのある方や介護量の多いお子様が対象ですが、食事が全介助などのASDの方も可能性としてはあります。こちらは行政がわざわざ教えてくれるものではないので本当私も知りませんでした。

ASDの子供たちは、買い物依存症や、頭の中で描いてしまうと手に入れたくて仕方ない、そんな特性の方が多いと思います。そして、ご褒美を用意していないと頑張れない子などもいますよね。
思っている以上に金銭的負担がかかります。金銭的負担がかかると、親御さんとしては不安になったりストレスにもなります。
そうならないためにも是非、申請していない方は一度市町村での特別児童扶養手当の手引きなどをご覧になってみてください。
おわりに

以上が、私はるゆうママが発達障がい兄弟を育てていて役に立ったサービスでした。 一人で抱え込まず、利用できるサービスなどは利用し、様々な工夫をしている方の真似をして、少しでも心の負担を軽くしていけると良いですね。

当事者ママ*はるゆうママ
経歴:6歳ASD不登校児と4歳ADHD強めのASD兄弟をマイペースに見守るママです!