小2のASD男児がいます。滑舌が悪く、サ行とタ行がう…【ふぉぴす】
言葉・お話のこと
ゆずはは
  • 8歳
2024/06/21 15:38

小2のASD男児がいます。
滑舌が悪く、サ行とタ行がうまく話せません。
私はもう慣れて聞き取れるのですが、他の人には伝わらないことが多く、そのせいで癇癪を起こしてしまうこともあります。
通っている放課後等デイサービスのスタッフさんからは、上を向いたガラガラうがいをするとよいと言われましたが、そもそもガラガラうがいもできません。
何回かガラガラの練習をしてみましたが、水が変なところに入りむせて以来嫌がってやってくれません。
なにか普段の生活に手軽に取り入れられるような訓練法があれば教えて欲しいです。

この質問への回答

  • ST29先生(言語聴覚士) 2024/06/30 20:25

     ご質問ありがとうございます。発音に難しさがあるのですね。一生懸命伝えてくれているのに、発音が不明瞭で伝わらないと、いたたまれない気持ちになりますよね。
     サ行とタ行は、舌の先を使って作る音なので、実はガラガラうがいは関係ありません。うがいは、水がのどの奥に入り込むことを防ぐために、舌の奥の部分を挙げることができるため、カ行音の練習に使われることが多いです(しかしながら、風邪の予防や生活習慣としてうがいを練習するのはとってもいいことですが、無理は禁物です)。サ行とタ行を発達に沿って比較してみると、タ行音(ツ以外)の方が先に獲得されます。そのため、まずはツ以外のタ行音の“音の出し方”を、遊びや生活習慣として取り入れていくのがいいでしょう。
     遊びとしては、顔まねあそびが楽しいです。隙間時間やお風呂の時間を活用し、質問者様の顔の動きをまねたり、お口の形をまねたりする遊びを楽しんで行うことができるといいでしょう。その時に、「舌の先を上の前歯の裏に付ける」という動きをさりげなく取り入れてみましょう。できなくても、何度も繰り返し教えることはせず、あくまでも「まねするあそび」として取り入れてみましょう。また、おやつの時間に、上記の位置にのりやふわふわせんべいを小さくしたものをくっつけて、舌の先で舐めとる練習もいいです。その際は、必ず保護者様の目の届くところで行い、誤嚥にご注意下さい。
     しかしながら、放課後等デイサービスの職員が、必ずしも発音に精通しているとは限りません。もしも、発音の誤りがあるために伝えることを諦めてしまう…という状況であれば、言語聴覚士がいる病院や事業所に相談してみるのもいいと思います。

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