偏食っ子の幼児期でも食べやすい!秋のお手軽おやつレシピ2選

ライター:管理栄養士*上田 光世

2024.11.08

秋は穀物や果物などの収穫が多くなり、実りの秋と言われます。夏の暑さを凌いで生まれた秋の食材は滋味に富むものです。 今回は秋の食材のさつまいもとかぼちゃを使用したお手軽おやつレシピ2選を紹介します。

ライスペーパーで包む!
さつまいもの大福風

優しい甘さでほくほくとした食感のさつまいもは秋定番の食材ですが、お芋特有のパサつきが苦手なお子様もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、しっとりと食べやすくするための工夫を加え、大福風に仕上げました。ライスペーパーで包むだけなので、普段の大福よりも簡単に作れる一品です!

材料(子ども2人分 ※1人1個)

・さつまいも   1/2本
・牛乳      50cc
・砂糖      大さじ2
・ライスペーパー 2枚

作り方 調理時間25分

① さつまいもを濡らしたキッチンペーパーに包んでラップをし、600wのレンジで5分加熱。加熱後、粗熱をとり、皮を剥く。
② 鍋にさつまいもを入れ、牛乳、砂糖、を加えて弱火でもったりするまで混ぜながら加熱。*1
③ ②が冷めたら2つに分け、丸く形成する。
④ ライスペーパーを水にくぐらせ、③を包んで完成。

*1 ②の行程でさつまいもをしっかりつぶしきることで、しっとりした食感に仕上げることができます。
※ライスペーパーが大きければカットして使用しましょう。

レンジで簡単!きなこ入りかぼちゃ蒸しパン

かぼちゃには免疫をアップする栄養素が豊富に含まれており、気温の変化や風邪の流行など、免疫の下がりやすい秋にぜひ取り入れてほしい食材です。 きなこを加えることでタンパク質もプラス!オリーブオイルにはしっとりと仕上げる効果もありますよ♪

(子ども3人分 ※1人2個)

・かぼちゃ       60g
・ホットケーキミックス 100g
A砂糖         小さじ2
Aきなこ        大さじ1
A卵          1/2個
A牛乳         80cc
Aオリーブ油(サラダ油でも可) 大さじ1

作り方 調理時間20分

① かぼちゃは種とワタをとり除き、皮をむいて一口大に切る。
② 耐熱ボウルにかぼちゃと、水大さじ1(分量外)を入れふんわりとラップをかけて600Wのレンジで4分加熱。*1
③ ②にAを加え混ぜてからホットケーキミックスを加えさらによく混ぜる。
③ Aと②を混ぜ合わせ、全体的に混ざったら①を後から入れ、崩れないようにさっくりと混ぜる。
④ ③を耐熱容器(お弁当用のシリコンカップを使用)の7割くらいの量まで入れ、ふんわりラップをかけて大きめのお皿に並べ、600Wで4分加熱。*2
⑤ 粗熱をとり、カップから取り出して完成。

*1 かぼちゃがまだ固ければさらに30秒ずつ加熱時間を増やしてください。
*2 シリコンカップを並べた大きめの皿に、あらかじめ少量(容器の底が浸るくらい)のお水を入れておくと、レンジで加熱する際に蒸されてふっくらとした仕上がりになります。

まとめ

今回は秋の食材を使ったおやつレシピ2選を紹介しました。食材の持つ甘味をいかし、食べやすい食感にするための工夫もあるので味覚過敏のお子様にもおすすめです。 簡単に短時間でできるので、ぜひお子様と一緒におやつの時間を楽しんでみましょう。

上田 光世

経歴:管理栄養士

病院、特養を経験し、現在育児に奮闘中。食事の時間を大好きになってもらうことが目標です!


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