管理栄養士が紹介!秋の食材で鉄分補給レシピ2選

ライター:管理栄養士*上田 光世

2024.10.23

毎日の食事作りに鉄分を意識していますか?実は子供にとって重要な鉄分。脳の発達や機能を支える栄養素で、不足すれば集中力や免疫力が低下してしまうことも。 しっかり摂りたいけど、どんな食材を使えば良いのか難しいですよね。そこで今回は秋の食材を使ってできる鉄分補給レシピを2つご紹介します。

秋の食材たっぷり!さんまバーグ

秋の魚といえばやっぱりさんま。実は鉄分豊富な食材の1つです。 シャキシャキ食感がアクセントになる蓮根にはビタミンCがたっぷり含まれていて、たんぱく質と一緒に摂取することで鉄分を吸収する効果がアップ! お魚嫌いのお子様にも食べやすくておすすめですよ。

材料(2人分)

・さんま(下処理済み) 2尾
・もめん豆腐     100g
・蓮根        50g
・しめじ       30g
Aおろし生姜   小さじ1
A塩       小さじ1/4
A卵       1個
A小麦粉     大さじ2
A酒       小さじ1
Bケチャップ   大さじ2
B中濃ソース   大さじ2
(ウスターソースでも可)

作り方 調理時間25分

① サンマは手開きにして、スプーンで身をこそげとってから包丁で粗めに刻む。
② 木綿豆腐はペーパータオルで包み5分ほど放置し、水気を切る。
③ 蓮根は皮を剥いて水にさらし灰汁を抜いてからみじん切りする。
④ しめじはみじん切りにする。
⑤ ボウルに①~④までの材料とAを入れて粘り気がでるまでしっかりこねて、お好みの大きさに形成する。
⑥ 油を引いたフライパンで両面を焼き、色がついたら蓋をして中火で3分加熱。火が通ったら皿にとりだす。
⑦ Bを混ぜてソースを作り、盛り付けて完成。

レンジで簡単!ほうれん草とさつまいものピーナッツバター和え

秋冬が旬のほうれん草は、夏のほうれん草に比べると栄養価がアップ!ピーナッツバターと和えることで、鉄分補給に効果的です。 秋の味覚さつまいもも加わり、ほんのり甘くてお子様に喜ばれること間違いないですよ。ガスを使わない簡単調理レシピです!

材料(2人分)

・ほうれん草・・・100g
・さつまいも・・・100g
Aピーナッツバター・・・大さじ1
A濃口醤油・・・小さじ1
・白ゴマ・・・適量

※ピーナッツバターの甘味が無いときは砂糖を小さじ1ほど加えると食べやすくなります。

作り方 調理時間20分

① サツマイモの皮を剥き、1cm角に切る。耐熱容器に小さじ1の水を入れ、ふんわりとラップをし、600Wのレンジで3分加熱。
② ほうれん草は軸を落とし3cm幅に切る。①と同様600Wで2分加熱し、水気を搾る。
③ Aと②を混ぜ合わせ、全体的に混ざったら①を後から入れ、崩れないようにさっくりと混ぜる。
④ 皿に盛り付け、白ゴマをふりかけて完成。

まとめ

今回は、秋の食材で鉄分補給レシピ2選を紹介しました。秋が旬の食材には、鉄分豊富なものがたくさんあります。 さんまは焼き魚にするよりも苦味やパサつきを抑えているので、苦手なお子様にも食べやすいですよ。 食べられないときは無理をせず、お子様と一緒に秋の味覚を楽しんでみてくださいね。

上田 光世

経歴:管理栄養士

病院、特養を経験し、現在育児に奮闘中。食事の時間を大好きになってもらうことが目標です!


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