
- 4歳
ご質問ありがとうございます。お子さんのことで不安な毎日を過ごされていることと思います。また何度もご相談いただきありがとうございます。ご質問内容からでは、発語は全くないという状況と想像しますが、喃語(ままま)などはありますでしょうか?もしあれば、喃語の言葉を真似してあげたりして、「会話風」というものをしてあげるのも良いかもしれません。また、要求時に頭をポンポンするするという行為は、おそらくですがお子さんにとって新しい要求方法として獲得されたのではないかと思い、親御さんの言葉を理解されているという状況ではないかと考えます。クレーン現象についても、よく教科書的には「自閉症の方が良くする要求方法」として習うことが多いので、あまり良い印象がない方も多いと思います。しかし、そもそもお子さん自身が自分がしてほしいという要求を非言語的に表現できているだけでも、円滑なコミュニケーションとまではいきませんが、コミュニケーションとしては行えていると考えています。その為、クレーンがあるから治さなければ!とお思いにならず、その子の要求を受け入れてあげるというのも、成長に繋がると思います。その中で、発語を促していく為の方法をお伝えできればと思いますね。まずは、言葉の「理解」を増やしてあげるということが重要となってきます。その方法とは、日常生活の中でささいな会話や遊びの中で、親御さんが指を差してあげて「大きなワンちゃんだね!」のようなかんじで、目の前のことを言語化してあげるというのは、大事なことだと思います。また、発語がなかなかないというのであれば、単語「くるま」とかではなく「ぶーぶー」のような幼児語を用いて説明してあげるというのもとても大切になってきます。その他にも「オノマトペ」といわれる言葉で、俗にいう擬音語を用いるのも効果的と言われています。今お伝えさせていただいた方法などをご参考にしていただいて、言葉の数を増やしていきましょう。そして少しずつ発語(喃語でも可)が出てきたら、お子さんが話してくれた単語を繰り返して話してあげたり、その単語の意味を広げてあげたり(例:子「ぶーぶー!」親「ぶーぶー速いね!」のような感じで話してあげましょう。是非参考にしていただきたいと思います。またどうしても不安があれば、発達センターなどの専門家に相談するのも一つなので、1人で悩みを抱えないようにしてくださいね。
2歳1ヶ月の息子のことです。 発語もあり2語も増えてきました。 気になる点としては視覚優位で目が合いにくい、模倣がやや苦手(最近はそれでも増えました)、逆さバイバイをするということで少し特性を保育園からも指摘されています。そのため診断はないですが、療育に通っています。 現在保育園はバイリンガル保育園に通っています。そのため発語も英語が混ざっています。一応ちゃんと理解はできていて、りんご→アップル、電車→トレインなど関連つけて理解はできているようです。 ただ、今後特性やなにかしら診断があった時に、英語が足を引っ張る、あるいは英語はないほうがいい、とならないか懸念しています。 本人は至って楽しそうにしているので、親としては継続したいなぁと思っているのですが、このあたり何かアドバイスいただけると幸いです。
2024/5/9 09:13
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ご質問ありがちうございます。ものすごく素晴らしい教育をされているんですね!まずはじめのご質問の視覚優位の件では、よそのものに気がとられ目の前のことに集中することが難しいということでしょうか?もしそうなのであれば、お子さんが外界に影響されない環境を整備してあげることが重要になってきます。TEACCHプログラムといい、3つの構造化があります。1つ目は「物理的構造化」と言い、活動内容と場所を物理的に分けるというものです。遊ぶときはリビング、お勉強する時は学習室のようなかんじで、物理的に分けて「ここは〇〇をするところ」と認識させる方法です。2つ目は「ワークシステム」という方法で、今日のスケジュールなどを目で見て分かるように表すという方法です。3つ目は「視覚的構造化」といい、絵カードなどを用いて「次はこれするよ」といった方法でコミュニケーションをとる方法です。是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか?また2つ目のご質問内容の言葉の件についてですが、ご質問からは、ある程度定型発達をされているのではないかと感じます。バイリンガルの獲得に大事とされていることは、まず「母国語の形成」とされています。ある研究によると、母国語の基礎がしっかりしている子どもは、日本語もその他の言語も、それぞれ互いに育まれていくということに対し、母国語を蔑ろにし、母国語を使わないコミュニティにいた場合は2〜3年で母国語が喪失していくと言われています。また聞く能力(受け身)は残るが、発信(話すなど)は衰えていくとある研究では示唆されています。言葉の発達に関しては赤ちゃんの聴覚は、妊娠6カ月頃から発達し始め、お腹の外の音や話し声を聞けるようになります。生後1歳くらいで意味のある単語を話し始め、2歳になると操れる単語数が爆発的に増え、5歳までには母語の基礎が出来上がります。6~7歳の頃には、聞いた言葉を文字と結びつける「マッピング」が徐々に起こり、10歳頃になると母語を使って抽象的な思考ができるようになります。そこから先は、敬語や難しい語彙、表現などを習得しながら、認知能力を育てていくことになります。ですので、小学校6年生あたりまでが、言葉を形成するに当たって大切な時期になることになりますし、その時期にバイリンガルのように新たなな言語を身につけるということは、将来の言語能力に良い影響を与えるのではないでしょうか。
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2歳6ヶ月になる男の子がいるのですが保育園に通っていてまだ自分の思いどおりの言葉を話すことができません。 2語文程度なら話すことが出来ます。単語は言えることが結構増えてきてはいます。 それを繋げて文章にしたりができません。 言語教室などに通った方がいいのでしょうか。 男の子は遅いと聞くので3歳まで様子を見た方がいいのでしょうか。
2024/5/8 04:39
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3歳4か月の息子についての相談です。 2回目の相談です。
未だ発語ありません。
要求は手差し、クレーンが主だったので、相手の手や肩を叩いて「トントン」する事を教えたら、要求の際に自分の頭を「トントン」して要求する様になりました。これは成長だと喜んで良いのでしょうか…?それとも間違って覚えているので、違うやり方を再度教えるべきなのでしょうか…?
手差しやクレーンも全然しないわけではなく、手差し、クレーン、頭トントンを状況に応じて使い分けています。
ご回答をよろしくお願いします。
長文読んで下さりありがとうございます。