
- 4歳
ご質問ありがとうございます。言葉の言い誤りのご相談ありがとうございます。急に出現してきた様子でしょうか?色々と不安になりますよね。原因として考えられるのは、耳が聞こえにくいか言葉の発達が未熟かだと考えています。最近、聞こえていないような様子や中耳炎などの病気に罹ったことがあるなら、一度疑ってみても良いかもしれません。耳が聞こえないと、自分が話した言葉や他の人から聞いた言葉を正しく認識できないことが原因で、正しい発音が行えないことがあります。もし心当たりがあるなら一度医療機関の受診をおすすめします。次に言葉の発達が未熟については、子どもの言葉の獲得には、母音(あいうえお)より子音(カ行など)のほうが獲得が遅くなると言われています。また獲得する時期も個人差が大きく、一概ではないとされています。その為、正しい音の獲得まで、子ども自身がもっている言葉の音のレパートリーから近いものを見つけ、それに近い音を使って話そうとしていきます。これを専門用語では「未熟構音」と言われています。また、3歳の時点での獲得されやすいという音には「ヤ行」や「マ行」など、舌を使う音はあまり含まれていません。しかも、「サ行」は教科書上では「5歳」以降に獲得されやすいとされているので、もしかしたらお子さんは舌の使い方が上手で難しい音も話せるようになっているのかもしれませんね。ここは、1つ発達上では安心しても良い点かもしれませんね。しかし、その中でも誤った言葉を話していると、不安は消えないと思います。そこでお家でできる簡単なトレーニングをご紹介していきたいと思います。実際、「トレーニング」というものではありませんが、取り入れるだけでも効果はあると思うので、是非試してみてください。それは誤った言葉を話した際に正しい言葉に変えて話してあげるということです。よくあるのが、誤った言葉を誤って覚えてしまっているということもあります。そこで、親御さんが自然と会話の中で正しい言葉を話してあげるだけで、耳から情報が入り覚えていくという構造になっています。また、私自身も働いている事業所で行っていることは、誤った言葉をされた時、わざと聞き返してみるということを行っています。すると、自然と自分で正しい発音を意識して話すということができるのでおすすめしています。ですがあまりしつこく聞かないようにだけご注意をよろしくお願いします。
2歳1ヶ月の息子のことです。 発語もあり2語も増えてきました。 気になる点としては視覚優位で目が合いにくい、模倣がやや苦手(最近はそれでも増えました)、逆さバイバイをするということで少し特性を保育園からも指摘されています。そのため診断はないですが、療育に通っています。 現在保育園はバイリンガル保育園に通っています。そのため発語も英語が混ざっています。一応ちゃんと理解はできていて、りんご→アップル、電車→トレインなど関連つけて理解はできているようです。 ただ、今後特性やなにかしら診断があった時に、英語が足を引っ張る、あるいは英語はないほうがいい、とならないか懸念しています。 本人は至って楽しそうにしているので、親としては継続したいなぁと思っているのですが、このあたり何かアドバイスいただけると幸いです。
2024/5/9 09:13
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ご質問ありがちうございます。ものすごく素晴らしい教育をされているんですね!まずはじめのご質問の視覚優位の件では、よそのものに気がとられ目の前のことに集中することが難しいということでしょうか?もしそうなのであれば、お子さんが外界に影響されない環境を整備してあげることが重要になってきます。TEACCHプログラムといい、3つの構造化があります。1つ目は「物理的構造化」と言い、活動内容と場所を物理的に分けるというものです。遊ぶときはリビング、お勉強する時は学習室のようなかんじで、物理的に分けて「ここは〇〇をするところ」と認識させる方法です。2つ目は「ワークシステム」という方法で、今日のスケジュールなどを目で見て分かるように表すという方法です。3つ目は「視覚的構造化」といい、絵カードなどを用いて「次はこれするよ」といった方法でコミュニケーションをとる方法です。是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか?また2つ目のご質問内容の言葉の件についてですが、ご質問からは、ある程度定型発達をされているのではないかと感じます。バイリンガルの獲得に大事とされていることは、まず「母国語の形成」とされています。ある研究によると、母国語の基礎がしっかりしている子どもは、日本語もその他の言語も、それぞれ互いに育まれていくということに対し、母国語を蔑ろにし、母国語を使わないコミュニティにいた場合は2〜3年で母国語が喪失していくと言われています。また聞く能力(受け身)は残るが、発信(話すなど)は衰えていくとある研究では示唆されています。言葉の発達に関しては赤ちゃんの聴覚は、妊娠6カ月頃から発達し始め、お腹の外の音や話し声を聞けるようになります。生後1歳くらいで意味のある単語を話し始め、2歳になると操れる単語数が爆発的に増え、5歳までには母語の基礎が出来上がります。6~7歳の頃には、聞いた言葉を文字と結びつける「マッピング」が徐々に起こり、10歳頃になると母語を使って抽象的な思考ができるようになります。そこから先は、敬語や難しい語彙、表現などを習得しながら、認知能力を育てていくことになります。ですので、小学校6年生あたりまでが、言葉を形成するに当たって大切な時期になることになりますし、その時期にバイリンガルのように新たなな言語を身につけるということは、将来の言語能力に良い影響を与えるのではないでしょうか。
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2歳6ヶ月になる男の子がいるのですが保育園に通っていてまだ自分の思いどおりの言葉を話すことができません。 2語文程度なら話すことが出来ます。単語は言えることが結構増えてきてはいます。 それを繋げて文章にしたりができません。 言語教室などに通った方がいいのでしょうか。 男の子は遅いと聞くので3歳まで様子を見た方がいいのでしょうか。
2024/5/8 04:39
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今年の3月で3才になった娘です。
以前までは気にならなかった発音ですが
4月に入ってから「おはな→おさな」「おはよう→おさよう」など、間に入ってくる「は」が「さ」に変わるようになりました。何か原因があるのでしょうか?