
- 11歳
ご質問ありがとうございます。日々不安な思いをされていることと思います。会話の流暢性が気になるということですね。言葉の発達というのも、年齢を重ねていくことで自然と治るということもあります。また、ひとつ考えられるのは吃音ということも考えれます。吃音は昔で言う「どもり」というもので、言葉の連続「あ、あ、あ、ありがとう」のようなものだけでなく、言葉を上手に出せなく所々止まったりする「、、、あり、、が、とう」といったこともあります。もしASDであっても吃音であっても成長とともに改善されていくものであると思いますが、訓練を受けるというのも検討してみても良いかもしれません。また、言葉の発達の遅れから言葉の非流暢さがあることも考えられます。どちらにしても、一度今かかりつけている病院や発達センターがあるなら、そこで言語聴覚士の先生を紹介していただき、アドバイスや相談をのってもらうのも一つ不安材料を減らすことにも繋がります。しかし、日々お忙しいというのもありなかなか時間がとれないことも多いと思います。そこでお家でもできるちょっとした訓練をお伝えしていきたいと思います。よく言語聴覚士が吃音などの流暢ではない話し方にする訓練として「流暢形成法」という方法があります。その方法とは、子どもにわかりやすく発声や発語の仕組みを教え、流暢な話し方の例え(例:眠たい時の話し方など)を用いて教えていくということを行っています。話す言葉も単語(りんご など)から短文、長文と少しずつ長くしていきます。また、歌をうたったり、身体を動かしながら何か話しをすることなど、楽しさを取り入れながら行うのもとても流暢性の訓練になるでしょう。その他にも日常の会話の中で、お子さんが話した言葉を、親御さんから正しい言葉で返してあげたり、聞かせてあげること、また運動機能と言葉の発達も密接な関係があるので外でたくさん身体を動かして遊ぶということも効果的でしょう。しかし、お家でするとなると、あまりにも「訓練」という認識が強くなり、お子さんが安心して過ごせる空間でなくなることも懸念されます。そうならないためにも、もしされる場合は「しつこくしない」「圧をかけない」というような雰囲気を作ることを大切にしてみてください。難しい場合は言語聴覚士さんに訓練は任せて、お家ではお子さんの自己肯定感に繋がる環境を整えてあげることも必要かもしれません。
2歳1ヶ月の息子のことです。 発語もあり2語も増えてきました。 気になる点としては視覚優位で目が合いにくい、模倣がやや苦手(最近はそれでも増えました)、逆さバイバイをするということで少し特性を保育園からも指摘されています。そのため診断はないですが、療育に通っています。 現在保育園はバイリンガル保育園に通っています。そのため発語も英語が混ざっています。一応ちゃんと理解はできていて、りんご→アップル、電車→トレインなど関連つけて理解はできているようです。 ただ、今後特性やなにかしら診断があった時に、英語が足を引っ張る、あるいは英語はないほうがいい、とならないか懸念しています。 本人は至って楽しそうにしているので、親としては継続したいなぁと思っているのですが、このあたり何かアドバイスいただけると幸いです。
2024/5/9 09:13
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ご質問ありがちうございます。ものすごく素晴らしい教育をされているんですね!まずはじめのご質問の視覚優位の件では、よそのものに気がとられ目の前のことに集中することが難しいということでしょうか?もしそうなのであれば、お子さんが外界に影響されない環境を整備してあげることが重要になってきます。TEACCHプログラムといい、3つの構造化があります。1つ目は「物理的構造化」と言い、活動内容と場所を物理的に分けるというものです。遊ぶときはリビング、お勉強する時は学習室のようなかんじで、物理的に分けて「ここは〇〇をするところ」と認識させる方法です。2つ目は「ワークシステム」という方法で、今日のスケジュールなどを目で見て分かるように表すという方法です。3つ目は「視覚的構造化」といい、絵カードなどを用いて「次はこれするよ」といった方法でコミュニケーションをとる方法です。是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか?また2つ目のご質問内容の言葉の件についてですが、ご質問からは、ある程度定型発達をされているのではないかと感じます。バイリンガルの獲得に大事とされていることは、まず「母国語の形成」とされています。ある研究によると、母国語の基礎がしっかりしている子どもは、日本語もその他の言語も、それぞれ互いに育まれていくということに対し、母国語を蔑ろにし、母国語を使わないコミュニティにいた場合は2〜3年で母国語が喪失していくと言われています。また聞く能力(受け身)は残るが、発信(話すなど)は衰えていくとある研究では示唆されています。言葉の発達に関しては赤ちゃんの聴覚は、妊娠6カ月頃から発達し始め、お腹の外の音や話し声を聞けるようになります。生後1歳くらいで意味のある単語を話し始め、2歳になると操れる単語数が爆発的に増え、5歳までには母語の基礎が出来上がります。6~7歳の頃には、聞いた言葉を文字と結びつける「マッピング」が徐々に起こり、10歳頃になると母語を使って抽象的な思考ができるようになります。そこから先は、敬語や難しい語彙、表現などを習得しながら、認知能力を育てていくことになります。ですので、小学校6年生あたりまでが、言葉を形成するに当たって大切な時期になることになりますし、その時期にバイリンガルのように新たなな言語を身につけるということは、将来の言語能力に良い影響を与えるのではないでしょうか。
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2歳6ヶ月になる男の子がいるのですが保育園に通っていてまだ自分の思いどおりの言葉を話すことができません。 2語文程度なら話すことが出来ます。単語は言えることが結構増えてきてはいます。 それを繋げて文章にしたりができません。 言語教室などに通った方がいいのでしょうか。 男の子は遅いと聞くので3歳まで様子を見た方がいいのでしょうか。
2024/5/8 04:39
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軽度知的障害と自閉症スペクトラム障害がある10歳の男の子です。
大人との会話なら、少しは成立しています。
が、
なかなか言葉の表出がスムーズにいかず、まだまだカタコトというか、喋りにくそうというか、とにかく流暢ではありません。
これは成長と共に改善されるのでしょうか?
何か訓練的なものが必要でしょうか。
それとも、大人になってもこのままな感じでしょうか。