
- 3歳
ご質問ありがとうございます。2歳児の定型発達での代表的な指標が2語文を話すことと言われています。しかし、これは個人差があるので2語文が少ないからといって過度に心配することもありません。また、イントネーションなど真似するといったことは、これから言葉を増やしていく過程で大切なこともあるので、無理にやめさせるようなことも控えていきましょう。また、しょうぼうしゃを「しゃ」のみで話すなども、まだ長い言葉が話すことが難しいということも考えられます。ですが、なるべくはちゃんとした言葉で話してほしいものですよね。そんな中で私がおすすめしている方法は「インリアル・アプローチ」という方法です。この方法の中でお子さんに合わせて行うならば、「リフレクティング」という方法はいかがでしょうか。リフレクティングとは、子どもの言い誤りを正しく直して聞かせるという方法であり、例としては、子「しゃ!」親「そうだね、あれはしょうぼうしゃだね!」のようなイメージで、誤っているものを自然に直して言い聞かせます。これは、訓練というかんじではなく、会話や遊びの中で気軽に取り入れられて、誰でも簡単に行うことができます。まだ2歳という言葉がどんどん増えていく時期にはぴったりではないでしょうか。実際、私が働いている事業所でも取り入れており、自閉症のお子さんに実践させていただいた際、子ども自身で誤っていることが分かってきて、少しずつですが改善していった事例もありました。このように、子どもも楽しく会話の中で言葉を学べる機会が増えることはとても素晴らしいことなので是非取り入れてみてほしいです。また、肯定などの頷きなども見られないということですが、会話ができていることから、言葉の理解は概ねされている印象を受けます。その中で「はい」か「いいえ」で答える質問で答えてほしい際は、一度紙に「○」と「×」を書いてみてどっちかな?と聞いてみるのも良いかもしれません。目で見る方が理解がしやすくお母さんが話していることをちゃんと理解して答えてくれるかもしれません。また言葉というのは、体の成長などに合わせて発達していくものになります。その為、公園などで走ったり遊具で遊ぶことで体力や体幹、五感なども鍛えられることで言葉の成長にもつながってきます。忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、是非取り入れていってもらいお子さんの発達を見守っていきましょう。
2歳1ヶ月の息子のことです。 発語もあり2語も増えてきました。 気になる点としては視覚優位で目が合いにくい、模倣がやや苦手(最近はそれでも増えました)、逆さバイバイをするということで少し特性を保育園からも指摘されています。そのため診断はないですが、療育に通っています。 現在保育園はバイリンガル保育園に通っています。そのため発語も英語が混ざっています。一応ちゃんと理解はできていて、りんご→アップル、電車→トレインなど関連つけて理解はできているようです。 ただ、今後特性やなにかしら診断があった時に、英語が足を引っ張る、あるいは英語はないほうがいい、とならないか懸念しています。 本人は至って楽しそうにしているので、親としては継続したいなぁと思っているのですが、このあたり何かアドバイスいただけると幸いです。
2024/5/9 09:13
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ご質問ありがちうございます。ものすごく素晴らしい教育をされているんですね!まずはじめのご質問の視覚優位の件では、よそのものに気がとられ目の前のことに集中することが難しいということでしょうか?もしそうなのであれば、お子さんが外界に影響されない環境を整備してあげることが重要になってきます。TEACCHプログラムといい、3つの構造化があります。1つ目は「物理的構造化」と言い、活動内容と場所を物理的に分けるというものです。遊ぶときはリビング、お勉強する時は学習室のようなかんじで、物理的に分けて「ここは〇〇をするところ」と認識させる方法です。2つ目は「ワークシステム」という方法で、今日のスケジュールなどを目で見て分かるように表すという方法です。3つ目は「視覚的構造化」といい、絵カードなどを用いて「次はこれするよ」といった方法でコミュニケーションをとる方法です。是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか?また2つ目のご質問内容の言葉の件についてですが、ご質問からは、ある程度定型発達をされているのではないかと感じます。バイリンガルの獲得に大事とされていることは、まず「母国語の形成」とされています。ある研究によると、母国語の基礎がしっかりしている子どもは、日本語もその他の言語も、それぞれ互いに育まれていくということに対し、母国語を蔑ろにし、母国語を使わないコミュニティにいた場合は2〜3年で母国語が喪失していくと言われています。また聞く能力(受け身)は残るが、発信(話すなど)は衰えていくとある研究では示唆されています。言葉の発達に関しては赤ちゃんの聴覚は、妊娠6カ月頃から発達し始め、お腹の外の音や話し声を聞けるようになります。生後1歳くらいで意味のある単語を話し始め、2歳になると操れる単語数が爆発的に増え、5歳までには母語の基礎が出来上がります。6~7歳の頃には、聞いた言葉を文字と結びつける「マッピング」が徐々に起こり、10歳頃になると母語を使って抽象的な思考ができるようになります。そこから先は、敬語や難しい語彙、表現などを習得しながら、認知能力を育てていくことになります。ですので、小学校6年生あたりまでが、言葉を形成するに当たって大切な時期になることになりますし、その時期にバイリンガルのように新たなな言語を身につけるということは、将来の言語能力に良い影響を与えるのではないでしょうか。
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2歳6ヶ月になる男の子がいるのですが保育園に通っていてまだ自分の思いどおりの言葉を話すことができません。 2語文程度なら話すことが出来ます。単語は言えることが結構増えてきてはいます。 それを繋げて文章にしたりができません。 言語教室などに通った方がいいのでしょうか。 男の子は遅いと聞くので3歳まで様子を見た方がいいのでしょうか。
2024/5/8 04:39
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2歳になった次男は
色々、話したりするのですが
2語文をあまり話さなかったり
(たまに話したりします)
頷いたり、うん!など肯定は
しません。
こちらの言った言葉を
同じイントネーションで話したり
食べる?に対して「食べる?」で返したり単語の語尾を言ったりします。
しょうぼうしゃを「しゃ」と言ったり
絵本の内容や出かけた内容を断片的に話したりします。
3びきのこぶただと
ふーふーふー、ブタ、ブーブー、み(オオカミのミ)など
動物園行ったときは
ぱぱ、しょあ(長男ソラ)まま、いー(自分の名前)どう(ぞう)、だいおん(らいおん)、きりー(きりん)
いったー、などです。
ABCの歌をなんとなく歌ったり
手遊び歌をなんとなく歌ったりはします。
こちらの話してる内容は
だいたい理解してるような気がします。
肯定の頷くや、単語の語尾を言ったりする場合こちらは、どう接して教えてあげたらいいのか教えてほしいです。
よろしくおねがいします。