
- 4歳
現時点では発語がないとのことですね。
ことばが出てくる時期は、どのようなお子様にとっても個別的ですので、お子様のペースで習得できるとよいですね。お子様の状態をよくみながら、コミュニケーションへの意欲が育つような関わりをもっていくことが良いかと思います。
というのも、ことばの土台になるものは、コミュニケーションへの意欲と考えられているからです。相手に何かを伝えたい、相手と関わりたいなどの気持ちの積み重ねが、まずは、非言語的な手段(喃語、視線、ジェスチャー、クレーン動作など)を使って関わろうとし、いずれ発語につながる可能性を高めていくと思われます。
そのため、非言語のやり取りで構いませんので、相手に気持ちが伝わることの喜びや、人と関わることの楽しさをたっぷり経験させてあげましょう。これは、特別なことをせずとも、普段の遊びの中で十分にできるかと思います。
お子様の好きな遊びはどんなものでしょうか。好きなモノは何でしょうか。お母様と一緒に遊ぶときに、擬音(車の走る音など)や、短い言葉でよいので、「〜楽しいね」「〜で遊ぼうか」など、体験を共有しながら、言葉を耳に入れてあげると、「その時の状況」や「モノ」と言葉がつながっていき、蓄積されていくと思います。
ただ言葉を浴びせるのではなく、お子様に関心あること、楽しんでいること、というのがポイントですね。
非言語であっても、お子様が何かを伝えようとしたら、しっかりと受け取って、それを言葉で置き換えてあげると、お母様に伝わった喜びが、言葉と結びついていくかと思います。
日常生活のルーティン(ご飯を食べる、お風呂に入る、)でも、ジェスチャーを交えながらの言葉掛けのタイミング(「いただきます」、「ゴシゴシしよう」)としてよいですね。
無理に言わせようとしないことがとても大切です。まずは言葉が出るまでの前段階を丁寧に、楽しく過ごせると良いかと思います。
それから何かのタイミングで発声があった場合、真似をしてあげると、「自分も真似してみよう」とする気持ちを促すことがあります。そこから大人の言葉を真似し、それに反応してもらえると、さらに繰り返し、発声に広がりを見せて、正しい単語へつながっていく場合もあります。療育を特別なものと考えず、普段の生活やお子様の好きな遊びの中に自然と取り入れてみてください。
また、言語聴覚士の先生がお家に来ていただけるのはとても心強いですね。お家での様子(好きなこと、関心のあること)をお話して、性格や特性を共有し、お子様にあった言葉のサポートの具体的な例をご相談するのはとても有効かと思います。さらにその内容を、児童発達支援の先生にお伝えし、日々の活動の中に取り入れていただけるよう、相談されてみるのもよいのではないでしょうか。
今日から長男が小学に通いはじめましたが、朝の行き渋り?が酷く、行きたくない、カバンが重いなどなど言ってきて優しく返しますが、私も爆発してしまいます。新しい環境で不安なのは重々承知ですが、 下の子も進級で新しい教室、数名の新しい子たちが泣くため保育園に行き渋りなので 2人になんと声を掛けるのがいいでしょうか?
2024/4/12 10:46
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新しい環境の中で、色々な不安があるのでしょうね。
特に小学1年生でそれまでとは様子がガラッと変わり、戸惑っているのではないかと思います。これは決してめずらしいことではありません。小学校になりたてのお子様ですから、行きたくない気持ちを言葉にするのは難しいこともあると思います。お母様も優しく対応されて素晴らしいですね。いつまで続くかと思うと、不安を感じられるのはとてもよくわかります。それからお子様たちは、行き渋りながらも、登校・登園されているとういうことでよいですか?その場合は学校や園で、できること、楽しい経験が増えていくと、慣れていくかもしれませんね。
声掛けとしては、頑張るように応援したり、「なんで行かないの!?」のように問い詰める内容の声掛けは、逆効果になってしまうことがあります。行きたくないという気持ちを一旦受け止めつつ、「今日はどうして行きたくないと思ったの?」「お母さんもそう思うときあったなぁ」と、共感して、お子様たちの気持ちを否定せず、理解しているメッセージを伝えられると、お子様たちもホッとできるかもしれませんし、場合によっては行きたくない本当の理由を言ってくれたり、見えてきたりするかもしれません。
お子様が何に不安を感じているのか、原因は1つに特定できるのかを見極めるのはなかなか難しく、少なくとも、「楽しいことワクワクすること」より「嫌なことや辛いこと」のほうが大きくなって、負荷がかかってしまっている状態かと思われます。
行き渋りが続くようであれば、学校や園の先生と連携をとっておくこともおすすめします。お子様の状態や、保護者様の思いを伝えることは、学校の対応や、登校、登園しやすくなる環境を整えることができる場合も多いです。スクールカウンセラーや自治体の教育相談室など学校と保護者様との間、という立ち位置で、相談に乗る機関もありますので、お母様だけで不安を溜め込まないよう、気持ちの整理や対応方法の具体的な提案を受けてみるのもいいかもしれません。
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親の私も発達障害です。 こどもをフォローしてあげたいのに、私が自分のことにいっぱいいっぱいで、出来なくて。 親の私も自信がなく。自己肯定感低く。 愛着障害なのか発達障害なのかわからなくなってます。 小3と小2の息子も特性ありですが、息子たち好みが真逆で一緒に遊べません。 上の子に合わせると下の子が遊べず。 下の子にあわせると、上の子が遊べず。 夫は仕事で子供たちがお休みの日はほぼいません。 子供本人の意見を尊重しすぎてしまうと、やらないになるので。 どう接するのかわからなくなってます。
2024/4/10 13:39
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ご主人が仕事でお忙しく、ご自分のケアもままならない中で、年子の2人の息子さんの育児、ほんとうによく頑張ってらっしゃると思います。まずは、どうかご自分を褒めてあげてくださいね。
そして、少しでもお母様の負担が軽くなる方法をたくさん考えましょう。ご主人が直接的に育児に参加するのは難しいようなので、割り切るしかないかもしれませんが、短時間でもいいので、お母様のお話だけでも聞いてもらうように協力していただけないでしょうか。
それから自治体のサポートを受けることも選択肢の一つに入れてもいいかもしれません。ファミリー・サポートは多くの自治体で設けられている支援制度です。一時的にお子さんを預かってくれるサービスもあり、お母様のリラックスのために利用することができるようです。条件が自治体によって異なると思いますので、役所にお問い合わせすることをおすすめします。また育児に関する、不安や相談は、児童家庭支援センター等でも行っています。決してひとりで抱え込むことのないよう、弱音でも構いません、話を聞いてもらったり悩みを相談したりするのに、専門家の相談窓口を利用するも良いと思います。
それぞれのお子さんの好みが異なるということで、対応大変かと思います。お母様の取り合いになってしまうかもしれませんね。休日はお母様と3人全員で一緒に楽しめる方法を探してみるのもいいかもしれません。大型児童館に出かけてみたり、遊具のたくさんある公園に行ってみたり。お子さん2人とも、それぞれ勝手に自由に遊んでくれるかもしれません。そこでは同じように育児を経験している他の保護者の方や、先輩ママさんと情報交換もできるかもしれません。またはゆったりと、お家で子ども向けの映画を観るのもいいかもしれませんね。皆で没頭できる作品があるといいな、と思います。
十分に頑張っていらっしゃるお母様が、ご機嫌でいられることが大切です。お子さんは小さなことでも、褒めて認めてあげれば(「もう準備できたの?」「ゴミ捨ててくれてありがとう」「ご飯食べ終わったのね」など、事実を伝えるだけでも、自分ができていることが確認できるので、お子さんの自己肯定感が上がることがあります)、お子さんも気持ちが安定しますから、あとは少しくらい放っておいても大丈夫、くらいのお気持ちでもよいのではないのでしょうか。
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3歳4ヶ月になる発語なし、自閉症、中度知的障害の男の子を育ててます。
4月から保育園のように週5で通う児童発達支援に通い、これまで4つ通っていた療育を辞め現在は月に1.2度(1時間)の療育のみです。
週5で通っている児童発達支援では特化した療育という療育はなく個人課題の取り組みなどもありません。
その点で、発語もないですし、療育に通わなくて大丈夫なのか?という心配もあります。そちらを補うためにはお家療育が必要になってくるかと思ってます。
お家でできる療育や環境作りなど知りたいです。
(医療の言語聴覚士が自宅に来て、見てくれる制度は利用予定です)