3歳4ヶ月になる発語なし、自閉症、中度知的障害の男…【ふぉぴす】
発達に関すること
ソラ
  • 4歳
2024/04/14 13:58

3歳4ヶ月になる発語なし、自閉症、中度知的障害の男の子を育ててます。
4月から保育園のように週5で通う児童発達支援に通い、これまで4つ通っていた療育を辞め現在は月に1.2度(1時間)の療育のみです。
週5で通っている児童発達支援では特化した療育という療育はなく個人課題の取り組みなどもありません。
その点で、発語もないですし、療育に通わなくて大丈夫なのか?という心配もあります。そちらを補うためにはお家療育が必要になってくるかと思ってます。
お家でできる療育や環境作りなど知りたいです。
(医療の言語聴覚士が自宅に来て、見てくれる制度は利用予定です)

この質問への回答

  • yamatomo先生(公認心理師) 2024/04/18 12:25

    現時点では発語がないとのことですね。
    ことばが出てくる時期は、どのようなお子様にとっても個別的ですので、お子様のペースで習得できるとよいですね。お子様の状態をよくみながら、コミュニケーションへの意欲が育つような関わりをもっていくことが良いかと思います。

    というのも、ことばの土台になるものは、コミュニケーションへの意欲と考えられているからです。相手に何かを伝えたい、相手と関わりたいなどの気持ちの積み重ねが、まずは、非言語的な手段(喃語、視線、ジェスチャー、クレーン動作など)を使って関わろうとし、いずれ発語につながる可能性を高めていくと思われます。
    そのため、非言語のやり取りで構いませんので、相手に気持ちが伝わることの喜びや、人と関わることの楽しさをたっぷり経験させてあげましょう。これは、特別なことをせずとも、普段の遊びの中で十分にできるかと思います。
    お子様の好きな遊びはどんなものでしょうか。好きなモノは何でしょうか。お母様と一緒に遊ぶときに、擬音(車の走る音など)や、短い言葉でよいので、「〜楽しいね」「〜で遊ぼうか」など、体験を共有しながら、言葉を耳に入れてあげると、「その時の状況」や「モノ」と言葉がつながっていき、蓄積されていくと思います。

    ただ言葉を浴びせるのではなく、お子様に関心あること、楽しんでいること、というのがポイントですね。
    非言語であっても、お子様が何かを伝えようとしたら、しっかりと受け取って、それを言葉で置き換えてあげると、お母様に伝わった喜びが、言葉と結びついていくかと思います。

    日常生活のルーティン(ご飯を食べる、お風呂に入る、)でも、ジェスチャーを交えながらの言葉掛けのタイミング(「いただきます」、「ゴシゴシしよう」)としてよいですね。

    無理に言わせようとしないことがとても大切です。まずは言葉が出るまでの前段階を丁寧に、楽しく過ごせると良いかと思います。
    それから何かのタイミングで発声があった場合、真似をしてあげると、「自分も真似してみよう」とする気持ちを促すことがあります。そこから大人の言葉を真似し、それに反応してもらえると、さらに繰り返し、発声に広がりを見せて、正しい単語へつながっていく場合もあります。療育を特別なものと考えず、普段の生活やお子様の好きな遊びの中に自然と取り入れてみてください。

    また、言語聴覚士の先生がお家に来ていただけるのはとても心強いですね。お家での様子(好きなこと、関心のあること)をお話して、性格や特性を共有し、お子様にあった言葉のサポートの具体的な例をご相談するのはとても有効かと思います。さらにその内容を、児童発達支援の先生にお伝えし、日々の活動の中に取り入れていただけるよう、相談されてみるのもよいのではないでしょうか。

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