【偏食っ子も食べやすい】ごはんの簡単アレンジレシピ3選

ライター:管理栄養士*YUKARI

2024.08.28

毎日の食事の中で白米に飽きたり、逆に子どもが偏食で白米しか食べない、ということはありませんか? そんなごはんレシピに悩む方におすすめの簡単アレンジレシピ3選をご紹介します! 野菜が苦手な子も食べやすい「ご飯+野菜」のアレンジレシピもあるので、栄養バランスや偏食が気になる方はぜひ試してみてくださいね。 一皿で栄養がとれるので、小食の子にもおすすめのレシピです。

卵と鶏そぼろのごはん

鶏ひき肉は肉の中でも臭みや油分が少ないため、味覚や嗅覚に敏感な子も食べやすい食材です。卵を一緒に盛り付けることにより彩りが豊かに仕上がります。食感や味に統一感を出すため、全体を混ぜてから食べるとよいでしょう。

材料(子ども1人分)
※幼児食後期3~5歳頃

・ごはん   100g
・鶏ひき肉  15g
・卵     1/2個
・砂糖    小さじ1/2
・醤油    小さじ1

作り方 調理時間10分

① 小さいフライパンに鶏ひき肉をほぐしながら弱火~中火で炒める。
② 色が変わったら砂糖・醤油を入れてさらに炒める。
③ ②を器に取り出した後、卵を入れて混ぜながら炒める。
④ ごはんを盛った器に③・②の順に乗せて完成。

※鶏肉を炒めた後にそのまま同じフライパンで卵を調理すると、鶏肉の脂で卵がこびりつきにくく、かつ香ばしく仕上がります。

鮭とブロッコリーの炊き込みご飯

鮭とブロッコリーは柔らかい食感であるため、口腔機能が未熟な幼児期にもおすすめの食材です。炊き込むことでごはんに味が染み込み、噛めば噛むほどおいしさが広がります。さらにバター醤油の香りが食欲をそそります。家族みんなで同じメニューを食べられる点も嬉しいですね。

材料 (お米2合分)

・お米      2合
・生鮭      1切れ(100g)
・酒       小さじ1
・ブロッコリー  1/2株(100g)
・顆粒コンソメ  小さじ2
Aバター     10g
A醤油      大さじ1/2

作り方 調理時間50分

① お米2合を研いで水気を切っておく。
② 鮭に酒を振って5分程置き、キッチンペーパーで軽く水気を拭き取る。
③ ブロッコリーは花蕾・茎の柔らかい部分を粗みじんにする。
④ 炊飯器に①・コンソメを入れ軽く混ぜ、上に②と③を乗せて通常の量の水で炊く。
⑤ 炊きあがったら鮭を取り出して骨を除き、炊飯器へ戻してから全体を混ぜる。
⑥ 最後にAを入れて軽く混ぜたら完成。

※ブロッコリーの茎の周りの皮は固いので剝いでください。
※塩鮭を使用する場合、調味料の分量を調整してください。また、刺身用のサーモンを使用すると、⑤の骨を取る工程を省くことができます。
※本レシピでは炊飯器を通常モードに設定しています。ご家庭の炊飯器に合わせて炊飯時間を確認してください。

簡単!トマトリゾット

白米に飽きてきたと感じたとき、トマトリゾットはいかがですか? 細かくした野菜をご飯に混ぜるとミネラル・ビタミンなどの栄養も補えます。さらに柔らかくなるまで煮ることで、ごはんと一緒にスルッと喉を通りやすくなります。 生米ではなくごはんから作るレシピなので、お米を炊く時間不要で簡単に作ることができます。

材料 (子ども1人分)

・ごはん  80g
・たまねぎ 幅1cmのくし形切り(10g)
・にんじん 厚さ1cmの輪切り(10g)
A水         50ml
Aコンソメ      小さじ1/4
B無塩トマトジュース 50ml
Bトマトケチャップ  小さじ1/2
B砂糖        小さじ1/4
・とろけるチーズ   小さじ1(3g)

作り方 調理時間20分

① たまねぎ、にんじんをみじん切りにする。
② 小鍋にAと①を入れてフタをし、柔らかくなるまで弱火で5分ほど煮る。
③ Bを入れて弱火でひと煮立ちさせる。
④ ごはんを入れて弱火でさらにひと煮立ちしたら、とろけるチーズを溶かし混ぜて完成。

※①,②の工程は鍋ではなく電子レンジで加熱することも可能です。(目安:ラップをして500W1分30秒)
※電子レンジを使用する場合の加熱時間は目安になります。様子を見ながら加熱してください。

まとめ

今回は、ごはんの簡単アレンジレシピ3選をご紹介しました。苦手なものは1口でも食べられたら、たくさん褒めてあげると自信につながります。 食べられない時は無理をせずに挑戦しようとしたことを褒めてあげつつ、次の機会を待ちましょう。 また、大人がおいしく食べている姿を見て食事に興味を持つこともあります。ぜひみんなで楽しい食事の時間を過ごしてくださいね。

YUKARI

経歴:管理栄養士

1児の母。現在、離乳食・幼児食管理栄養士として「食事を楽しい時間に」をモットーに子どもの成長をパパママと一緒に見守るサポートを目指しています。


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