【栄養士監修】偏食っ子用アレンジ☆春野菜で鉄分補給れしぴ

管理栄養士*上田 光世

2025/03/26

偏食っ子も食べやすい栄養たっぷり春野菜レシピ

春の訪れとともに、食卓にも色とりどりの新鮮な野菜や果物が並ぶようになります。栄養豊富な春の食材には、鉄分を補うのに最適な食材がたくさんあるのです。
体内で酸素を運ぶ役割を果たす重要なミネラルで、元気な体を作るためには欠かせない鉄分。
そこで今回は、春の食材を使ってできる鉄分補給レシピを2選紹介します。

春菊と苺のビタミンサラダ

冬~春にかけて店頭に並ぶ春菊は、栄養価が高く、鉄分補給にもおすすめの食材です。アクが少ないので、実は生で美味しく食べることが可能。特有の苦みや風味は生の方が感じにくいため、お子様にもぴったりの食べ方です。
今回は、ビタミンCがたっぷりの苺と組み合わせることでさらに鉄の吸収率もアップ!フレッシュな味わいをぜひお楽しみください。

材料(子ども2人分)

・春菊・・・40g
・苺・・・2個
・スライスチーズ・・・1枚

A 砂糖・・・小さじ1
A 酢・・・大さじ1
A オリーブオイル・・・大さじ1

作り方(調理時間10分)

①春菊は水でよく洗い、2cm幅に切る。苺は薄切り、スライスチーズはお好みの型抜きで抜いておく。
②Aはよく混ぜ合わせておく。
③①を盛り付け、②をまんべんなくかければ完成。

春キャベツとしらすの卵焼き

吸収率の良いヘム鉄を含むしらす。春一番に水揚げされた春しらすは、小ぶりながらもふわふわの食感と、海の香りを楽しめるのだとか。
今回は、やわらかく、甘味の強い春キャベツと栄養価の高い卵と組み合わせた卵焼きのレシピを紹介します。いつもの卵焼きを鉄分もとれる春バージョンにぜひアレンジしてみてくださいね。

材料(子ども2人分)

・卵・・・2個
・キャベツ・・・40g
・しらす・・・大さじ1
・和風だし・・・小さじ1/3
・油・・・適量

作り方(調理時間15分)

①キャベツは細切りし、耐熱容器に入れる。ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで1分半加熱する
②器に卵を割り、白身の塊がなくなるまでよくかきまぜておく
③ ②に①としらす、和風だしを入れさらに混ぜる
④油をひき、中火で熱した玉子焼き機に③を半分程度流して、火が通れば巻く。さらに残りの半分も流して同様に巻く。
⑤お好みの大きさにカットすれば完成。

※④で卵液を流した際に、具材を均等に散らしておきましょう。

まとめ

今回は「春の食材で鉄分補給レシピ2選」を紹介しました。新鮮な春の食材を使ったレシピは、食事が楽しくなるだけでなく、鉄分補給にも効果的です。
また今回は、苦味を抑えることや、野菜の甘味を活かし、偏食の子にも食べやすい工夫をとりいれています。
季節ごとの食材を取り入れることで、味覚も育てつつ、健康な体作りをサポートできるので、ぜひこの春、鉄分を意識した食事作りを楽しんでください

管理栄養士*上田 光世

経歴:管理栄養士

病院、特養を経験し、現在育児に奮闘中。 食事の時間を大好きになってもらうことが目標です!

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